はるぶろぐ -日替わりコンテンツ-

自分の興味あることボチボチ書こうかと。

カビてませんように…そしてKindleへ

今週のお題「わたしの本棚」ときましたか。

 

ブログでのBookカテゴリー1回目にふさわしいお題…でも残念ながら物理的な「本棚」と「本」は現在、日本のどこかにある倉庫の中。今の家にはありません。昨年引っ越してきた、ここ中国に「持ち込める本(印刷物)」の種類と量に制限があったからです。

 

当時の制限リストから抜粋すると次の通り。

 

1) 引越し荷物に入れられない(禁止)品目

 ・中国の政治、経済、文化、道徳に害のあるまたは興味本位に扱った印刷物

・地図や地図付き書籍及び地球儀(台湾、香港、国境問題地域、尖閣諸島の記述があるもの。地球儀は漫画の一部表記や書籍の一部地図も対象)

 

2)持ち込み量が制限される品目

・書籍 1人あたり1回50冊以内かつ全集などは10セット以内(印刷物も1枚を「1冊」として数え、リスト化する。バインダーやファイルで束ねれば複数枚を「1冊」とできる)

 

想像してください…1000冊近い蔵書から必要なものを選び、家の中の紙類は全てファイリング、そのうえ内容が禁止の項目に当たらないか確認しなくちゃいけないんですよ…どこかに台湾を含んだ挿絵がないか?興味本意な記述⁉︎がないか…ハイ無理無理。

 

漫画と文庫はブックオフに一時預け(売ったとも言う)、それ以外の書籍と本棚は引越し業者の倉庫にまるまる預けることに。(以前の引越しで「蔵書として持ち続ける本」を200冊ほど決めてあったので、なんとか倉庫に置ける量&タイムリミットに間に合いました)結局、荷物に入れて持ってきたのは、

・料理のレシピ本 5

・語学学習の教材や辞書 5

・生活の豆知識的な本 1

・新刊の小説と漫画 各3

合わせて20冊くらい。食器棚の隅とテレビのわきあたりで十分収納できる…人生でこんなに活字のない生活は初めてで、心がスースーするよぅ(涙

 

引越し先に着いてすぐにショッピングセンター内の大型書店を物色。大都会、上海の書店には日本の雑誌も本もたくさん置いてありましたが…高い!1000円の本が120元くらいで売られていたんです(当時のレートは1元=18円ちょっと)。生活必需品が通関中で届かず、さしあたって必要なものが沢山…贅沢できないのに、文庫本1冊が2000円とかorz「これは今週頑張った自分へのごほうび」って言いながらレジに持っていこうとして止めて…を何度やったか。

 

幸い、日本に一時帰国する機会が何度かあってその度に本や雑誌を多少持ち込むも…ここでも「同じ重さなら本1冊じゃなく日本の洗濯洗剤か化粧水」を荷物に入れてしまう主婦な自分。いやだって今の自分の最優先事項は快適な住環境作り…うわぁあん。

 

本は紙じゃないと読んだ気がしない…という私ですが、この状況には耐えられず妥協。ハードウェア大好きな主人がタイミングよく手に入れたKindle Paper white(3Gつき)さんのお世話になっています。

 

今見たら、雑誌、NHKの語学テキスト、Kindleお試し本やプライム無料本を含めて2ヶ月で40冊ダウンロード済み。まぁ思ったよりは爆買いしてません(当社比)。

 

内訳は小説が3割、実用書(ノンフィクションものや技術書、語学書含む)と漫画がそれぞれ2割、あとはお試し&無料本(主に雑誌)といったところ。この比率は紙の蔵書に近いです。読むペースも同じくらい。Kindleの操作性がよくなっていて、ページを行ったり来たりがし易くなっているからかな。

 

ただ、好きな作家の新刊は紙のハードカバーで読みたい…そして電子書籍の割高感…躊躇しちゃうのは否めない。装丁とかも楽しみたいんだもの!

 

言い換えるとKindle内にはこれまで読まなかった分野や作家さん、装丁が単調な本(新書とか技術書)を積みがち。で、気が向いたらライブラリでサムネイルから適当に選んで読む。途中で止めても、どこまで読んだか覚えていてくれる安心感も手伝って、ダラダラ同時に何冊も多読っていうのが最近の「本棚」Kindleでの読書。

 

このままのペースでKindle本が増えていくのか、どう運用していくのか…まだ自分でも分からない。運用模索中です。